雪に覆われた世界を
歩く
静かな世界を
歩く
足跡達は消え
誰もいなくなった世界を
歩く

雪を踏みしめる音が
かすかに聞こえ

私が残した足跡も
降り続く雪に消え

私の存在すらも
消えてしまいそうな

そして 雪

投稿者

愛知県

コメント

  1. 雪というこの詩、全体を通してからの、

    私の存在すらも
    消えてしまいそうな

    そして 雪

    という終わり方に、しんしんと うなずきました。^^

    ちなみに、私は豪雪地帯に住んでます。

  2. 真っ白な雪の中に埋もれて
    消えてなくなってしまいそうな
    儚くも切なく
    けれども、どこかに希望も込められているような
    しんしんと、しんしんと
    素敵に心に降り積もってくる詩だなあと
    感じました(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

  3. @こしごえ さん、コメントありがとうございます。
    今住んでいる場所は年に数回しか雪が降らないので、一面の雪というと、幼少時に山形県に行った時の記憶が目に浮かびます。身の丈を超える一面の雪に「???」とびっくりしました。
    今年は雪の事故も多く報道されています。それでも春まであと少しです。^^

  4. @雨音陽炎 さん、コメントありがとうございます。
    1月に書いていつ投稿しようかと考えていた作品です。何とか雪の時期のうちに滑り込みセーフかなと。
    読んでいただいて、ありがとうございます。^^

  5. 最期の二行が素敵です。ふと三好達治の詩を連想しました。

  6. @佐藤宏 さん、コメントありがとうございます。
    素敵といってもらえて、うれしいです。^^

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