いつもは忘れている存在について
存在
私が通り過ぎていったり
私を通り過ぎていった
存在
を
私はいつもは忘れているが、
存在は
私の魂という命に刻まれてあるのだ
私が私を通り過ぎていく
この時に
たとえば
鳥の歌声を聞いて
私自身が在るということを知るのは
放たれた歌声が
私の耳を通り
私のこころに届くからです。
鳥は
澄みわたる青空へ飛んでいった
深緑のセーターを着て
光合成をする
存在の
悲しみは
今も
さびしく
ほほ笑んでいる
魂
と
いっしょに
在る
この体。いつか
澄みわたる青空へ飛んでいった
鳥の行方は誰も知らない
私の存在も
宇宙の無限とほほ笑みを交わす
コメント
そうですよね、通り過ぎた存在によってわたしが作られていて、避けようがないです。
@花巻まりか さん ありがとうございます♪
ああ、花巻さんが、この詩の趣旨を汲んでくれて、ありがたいです。
花巻さん、ありがとうさま♪☆＾＾
深緑のセーターを着て
光合成をする
この２行が鮮烈で、この詩の深みを更に増している感じがします。
@たけだたもつ さん ありがとうございます♪
ふふ、鮮烈で詩の深みを増していますか。
たもつさんが、そう言ってくれて、とても嬉しい♪☆＾＾
そのセーター、実際は、タートルネックのセーターです。
私のお気に入り深緑色セーター♪＾＾