いのちのいのち 服部 剛 さんへ

生きていることが苦しい時は
あなたのことを思ったり
大好きな物(たとえば
愛用万年筆)のことを
思ったりしています。
これが私の日常
誰も知らない私の

そうして
繰り返される日常の中の
繰り返されない初めての
いのちと共に私は
存在しています
ささいなことに喜んでみたり
ささいなことに傷ついてみたり
私のこころは
いつも忙しいのです
ああ幸せなのでしょう私は

剛さん
あなたは
いのちの重さを
知っていますね
その豊かな
こころを持っている
あなたの優しい まなざしに
私たちは見守られています
少なくとも私は

今日は
光るそよ風が吹いています
この光るそよ風を
ほほに受けながら
今日も
いのちのいのちを 思っているのです

投稿者

コメント

  1. 服部さんは、いつも前向きですよね
    そして強いよ

  2. @那津na2 さん ありがとうございます♪
    剛さんとは、今年で丁度知り合ってから20年経ちました。その剛さんとは、今までに2度直接会ったことがあります。TOKYOポエケットで。
    剛さんは、お人柄のやわらかくて温かい方ですね。
    剛さんは前向きで強い、その通りです。^^

    剛さんから、この詩への貴重ですてきな ご感想をフェイスブックのメッセージで頂きました。ありがたいです。

  3. 久々にサイトを覗いたもので、新しい投稿作品から読んで来ましたが、シリーズ(?)だったのですね、今気づきました。
    こちらにも投稿される服部剛さんに宛てた詩、ホント素敵です。

  4. @あぶくも さん ありがとうございます♪
    はい、今、好きな詩人にあてた詩を書いています。いつも通り、長所・短所は、自分(自らの分)ペースで。

    谷川俊太郎さんの文庫版の詩集を持っていて、その中で谷川さんは、何人かの人へ向けた詩を書いていますが、その方々は既に亡くなられているんですよねぇ。
    なので、私の場合、相手がご存命の内に、相手に読んでもらいたくて、今書いてます。

    剛さんとは、現代詩フォーラムで知り合ってから、今年で丁度20年になります。
    その頃、第一期のぽえ会と現フォとどちらに投稿しようか迷った時期があって、ぽえ会は、コメント付けないと投稿できなかったと(おぼろな記憶)思うんですが、その頃は、コメントを付けるのが出来そうにないと思い、現代詩フォーラムを選んだんですよね。で、現フォで 剛さんが、私の詩作品に ポイントとコメントしてくれて、現フォで知り合えた。

    剛さんは、私のことを、詩友と言ってくれている。とってもありがたいことです。
    ふふふ。^^

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