アラベスク
風に絡みつく瑠璃色の綾模様
花の記憶はあっという間に過ぎて
ゆびさきに残るぬくもりと湿度
明日になれば忘れてしまうような
そんな他愛ない朧の形骸
愛しているか
愛していないか
問うてくるのは
風に絡みつく瑠璃色の綾模様
風に絡みつく瑠璃色の綾模様
花の記憶はあっという間に過ぎて
ゆびさきに残るぬくもりと湿度
明日になれば忘れてしまうような
そんな他愛ない朧の形骸
愛しているか
愛していないか
問うてくるのは
風に絡みつく瑠璃色の綾模様
会員でない方は会員登録してください。
コメント
風に絡みつく瑠璃色の綾模様
すてきな表現だと思います。
そして、全体を通して、一つの模様になっている感じがします。
愛しているか愛していないか、そんなあやふやなさまを模様で表現するのって斬新ですね。もどかしい狂おしいような想いが芸術品を見ているかのような美しさに昇華されて行きます。