短めの短編詩集

「影」
誰かをまっすぐに愛し尊敬してる
君を慕いどこまでもついていく
同じ足跡を辿っていく

「メガネの縁」
カラフルな境界線
中はくっきり外はぼんやり
2つの世界は真逆
見たいほうを見ればいい

「石鹸」
綺麗にしたのに姿を消して
固形から液体へ油と共に流れていく
暗いパイプの中を
美しさなんて捨てて

「ぐるぐる風ぐるま」
風が通ればそちらへ向き
風が吹けば回る
うまくいけば何か役立つ
間違えば空回り
風がやめれば止まる
目が回ってきた

投稿者

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。