逃避

頭の上からつま先まで
終わらぬ痛みと不安の中で
永遠まで続く闇の生を
歩めと言えぬ 

血を受けた
私の談話に耳を傾け
静かに食卓を囲んだ
真綿のタオルで覆い隠した
不調の音を籠らせた

鳴り止まぬ
警鐘こそも気のせいと
二度寝の為に元を断つ

頭の上からつま先まで
眠る心は苦楽はないが

投稿者

愛知県

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