そして世界は拍手する
敵か味方かで物ごとを考える人がいる
二元論の申し子、極端な善と悪しか存在を認めない
映画の世界ならヒーローだろう
現実では人を見れば敵か味方では、世界の半分は敵となる
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二元論の人とは、仮に自分がa(善)とすれば、b(悪)の人がいなければ存在できない
つまるところ、a=bでない
全てaであればaの内にbを造らねばaでいられない世界に生きている
ここにc以下gが現れる
abともに自らを善とする人だ、この場合、奇数gには選択権がある
ここでgはいう
私は一元論・中庸、絶対の人であるabどちらにも加勢しない、全てがgになれ
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ここでaからg、7人には選択肢が4つある
abgに加勢する
或いはcdefで民主主義グループを作り、善悪(ab)絶対(g)を抑えこむ手だ
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二元論の人、一元論の人、何れも絶対正義は存在しない
故にcdefの民主主義、属することを主とする共同体が勢力を握る
しかし、この民主主義も例外はなく4つ目の偏りである
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本来の姿とは偏ることではない、勿論、私は中庸である、これも偏りだ
・新しき哲学、世界とはa=b=c=d=e=f=gでなければならない
二元、一元の牢獄から自らを解放する
日常生活の全て、世界が善・悪・中庸に汚染されている
全ての個性は否定され○元論の奴隷と化している
哲学のみが、ここに気付かせてくれる
この世界を根底から変える、人間の超人への進化、否、あるべき姿への回帰
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〈カーテンコール〉、abcdefgが全員が舞台で挨拶をしている、これこそ世界ではないか
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