永久生死のパンデミック

安定スカトロに帰していく爆撃機、落としていくのは誰かの拉致された午後の死、大統領でさえ孤独を問わなければならない、虚ろな不安は濁った眼の少女のパン籠で爆破、子供のベルトに絡まった自我自決用自爆装置、人たちが知らない昼間のバンザイ突撃の発端、あなた方がスパイする同調圧力、血の十字が寄付していく悲劇の予算は膨大に計上、裁かれるすべての者が裁かれぬ天の父へ敵意を祈るだろう、セキュリティのない万人の隙をヤニに汚れた闇討ちで万人同士討ちのクラスター地雷が喰いつく、ホテルのロビーで息を引き取るサンドイッチマンの失業のプラカードが嗤う虚無で「魂、探してます、一分で罪を洗いませんか」、コンドームに出しきれないから爆笑してなぶり殺しあおう、眠れない神経の3分間CMに即席3分間で済む自殺幇助、ときおり牧師は説かなければならない、「父なるペテン師を殲滅しなさい、真っ黒い鳥の審判で犯しなさい」、パブの老年のマスターは最後のジンに祈りをこめた、決して生まれ変わらない犬の死骸は繰り返す罪たちの切なる羨望、もう一度安定スカトロに帰す爆撃機の夜、落としていくのは絶え間なく際限のない半額値引きの劣化現象学、もうこりごりだ、どこかに詩はないのか、歌はないのか、血もなく首が飛んで、俺の腐肉の半身が探している、

「ここまでだ、これを拾ってくれ、俺はぜんぶ撃った、あんたがたの尊厳についてだ」

投稿者

徳島県

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