干潟
ひょっとしたら
時に鼻をつまみたくなるかも知れない
時にゴミを投げつけられているかも知れない
数年、数十年の単位で周りの環境は変化したことだろう
しかしながら
稚魚たちはそこかしこに群れて戯れ
蟹たちは忙しく穴から顔を出しては止まり
水面は刻一刻と水鏡の表情を変えてみせ
潮の干満に豊かな生態系を孕み
月日と季節は巡り
ツバメやカモやシギやチドリといった
幾多の渡り鳥たちがまたやってくる
自分もまた
目の前の
もしくは何千キロと遠く離れた
どこかの誰かにとっての
干潟のような存在であれたら
コメント
潮干狩り、中学生のころ行きましたなo(^-^o)(o^-^)o
読み終えて後、柔らかな、豊かな心持ちになりました。あぶくもさんは、私にとっての干潟かもしれません。
この包容力。どんな話を聞いてくれそうなとっつきやすいおおらかさが素敵です。
りゅうさん、潮干狩りですか〜、なんだか長いことやってないですな〜。
ここはラムサール条約の保全湿地なので、潮干狩りはお隣の三番瀬というところが有名です。
長谷川さん、なんと言う嬉しいコメント‼️
たとえお世辞だろうが社交辞(しゃこじ)だろうがそんな空気はあえて読まずに
お会いできた時にはホンビノスラーメンでもご馳走させてください(笑)
たちまこさん、人生で一度も言われたことのない言葉を自分の詩にコメント頂けるなんて光栄すぎて失神しそうです。
包容力のある人になりたいなぁ。
ありがとうございます。