茹でガエルの世界

生命のライン(閾値)を超えてしまえば
環境は生命の存在を認めない
転げ落ちる、戻れない、全てが死滅へと向かう

ペルム紀末(2億5200万年前)
大絶滅を思う
シベリア・トラップ(火山活動)は
惑星の、生命のラインを超えてしまった
気温は40度を越え、植物は死滅
海水温度も30度を越え、死の海と化した

地球温暖化は
生命のラインを、確実に狭めている

なるほど
少子高齢化は、亡国の危機
一向に上がらぬ出生率と
成果を口にする政治屋(ピエロ)
酷くなるだけの年単位の数字

無関心と無頓着、国民だけはない
政治屋、そのものが利権と世襲、権力に取り憑かれている
一般人には政治家になる道を閉ざし
茶番・狂言の選挙への参加を勧める

土俵、自体が政治屋の世界にある
真綿で首を絞められるように
名前を書かされている(微笑みを浮かべて)
国家のライン(閾値)を、確実に狭めている

地球温暖化は
生命のラインを確実に狭めている
みんな知っている

土俵、自体が政治屋の世界にある
両手両足を縛られ
開票結果にバンザイを強制されている(銃を向けられて)
惑星のライン(閾値)を、確実に狭めている
滅亡は近づいている

終末戦争などではない
静かに、閾値を超える日々が訪れる
間もなく
植物は枯れ、海は死ぬ、灼熱の地獄が訪れる
転げ落ちる、戻れない、全てが死滅へと向かう

さようなら
自業自得の人たち
惑星は、人間の存在を否定した
道化師たち(ピエロ)は去らねばならない

投稿者

大阪府

コメント

  1. 押井守のいうとおり人間の三大本能は食欲性欲権力欲なんだと政治屋を見ていると思いますねん。どれだけ税金を無駄にされても、破滅へまっしぐらでも、以前も労働について書かれてましたが、私たちは与えられた仕事を手抜しないで精一杯やりますよね。やっぱり労働は善いものだなと思います。人間と労働について答えをつかめそうです。惑星は人間の存在を否定した。ほんまや。

  2. コンテスト、ありがとうございます。
    色々、混ぜ込み過ぎた詩ですが、深く読み込んでいただき嬉しく思います。

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