真新しい壁
これまで散々閉じ込められて来た
きな臭い壁が取っ払われた矢先に
同じ場所にピカピカの真新しい壁が建つ
分断
断
流れる涙
黄色い花
レノン
はみ出すほどに描いておくれ
攀じ登って越えて行っておくれ
切り取られた空から向こうの
その先の世界をあげる
しばし対峙して耳を当ててみたら
彼は意外にも優しかった
これまで散々閉じ込められて来た
きな臭い壁が取っ払われた矢先に
同じ場所にピカピカの真新しい壁が建つ
分断
断
流れる涙
黄色い花
レノン
はみ出すほどに描いておくれ
攀じ登って越えて行っておくれ
切り取られた空から向こうの
その先の世界をあげる
しばし対峙して耳を当ててみたら
彼は意外にも優しかった
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コメント
その優しさが、いとおしいです。
優しい、と感じる、この詩の話者（もしくは、作者）の こころの広さや豊かさなどが すてきです♪☆＾＾
@こしごえ
さん、コメントありがとうございます。
新しい壁が建って、壁はどう思ってるんだろうってところから、多重構造みたいな詩が書けないかなとやってみました。
本当はみんな優しいのにね、と思います。お互いがお互いの優しさを分かりあえない。多分、みんな優しいから。
@たけだたもつ
さん、コメントありがとうございます。
詩本編以上にたもつさんのコメントの方が詩してますが（笑）、お互いがお互いの優しさを分かり合えないってホントに寂しいものですよね。