トゥシップスパッスィングインザナイト
長旅の疲れもさることながら
星も見えない夜空がいっそう口を重たくする
歌ってみた ハーモニーは聞こえない
踊ってみた パートナーは見つからない
そこに二隻の船が黒い海の上を通り過ぎた
チュッチュッと音をたてただけ
長旅の疲れもさることながら
星も見えない夜空がいっそう口を重たくする
歌ってみた ハーモニーは聞こえない
踊ってみた パートナーは見つからない
そこに二隻の船が黒い海の上を通り過ぎた
チュッチュッと音をたてただけ
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コメント
何となく不思議な景色。シュールレアリズムの絵の様に。英文をカタカナでタイトルにするとコミカルで何だか新しいですね。
ジャズかブルースのよう。
そしてお洒落ですねー。
夜に通り過ぎる船、ワーズワースですね。闇夜にすれ違う2隻の汽船、転じて行きずりの関係。離れれば顔もおぼろげな。
僕がとても好きなエイミー・ワインハウスの歌の中にあって勉強したんですが、ディオンヌ・ワーウィックがそのもののタイトルの歌を歌っているんですね。
汽笛の代わりにチュッチュか。あぶくもさんはwomanizerだなぁ。
たかぼさん、ありがとうございます。
不思議な景色を想像してもらえて嬉しいです。
allカタカナは中学英語みたいで良いでしょ。
たちまこさん、ありがとうございます。
音のある風景に感じてもらえて有難いです。コレを僕の旅の出会い帳(ってわかりますかね?)に書いてくれた女性がお洒落だったんでしょうね。
別の街で友達になったイギリス人がそれを見て、「おまえスゲ〜これロマンチックなこと言われてるじゃん!何もしなかったのかよ!」と言われ、へえ〜と思って書いた詩です。四半世紀強前の。
王殺しさん、詳しい紐解きをありがとうございます。
ただ、上に書いたように僕はwomanizer(女ったらし)どころか、真逆であったが故に覚えた表現だったというのが事実で、当時は当然ワーズワースもディオンヌも知る由もなく(まあ、今もよく知りませんがw)。
エイミーは『IN MY BED』ですかね。彼女もまた27歳のクロスロードであちらに逝ってしまいましたね。映画『AMY』も悲しい作品でしたね。
ハーモニー、パートナー、…そこに二隻の船が黒い海の上を通り過ぎる。チュッチュッという音も含めて、いろいろ考えてしまいました。小品ですが、不思議なリズムを醸しています。
長谷川さん、ありがとうございます。
実はとてもロマンチックでしょ。
もうそれこそ顔も出会った街すらしっかりと覚えてないんだけど。
あ、ワンナイトラブでも行きずりの恋でもないですよ、ほんとに。
超プラトニックというかラブですらないな。
つか、そんなこと聞いてないですよね(^^)