ハレルヤ

神様を知らないこと
神様がいつもそばにいる感覚
神様がどこにもいないというリアル

祈り続けた世界
彼女は私を笑うだろう
とても幸せそうに

それは僕の愛だ
神様が全てを決めたなんて
人に感謝することを放棄しないでくれ

小さな子供のように泣いている
分からないんだ
心も愛も信頼も何一つ当たり前じゃなかった

極限状態に置かれた僕達は
何処にも見えない死線を越えて
ついに楽園に辿り着く夢を見ながら

死んでいったんだ
まるで道端に根付いた雑草みたいに
引き抜かれることさえ知らずに

神様が信じている
死んだ僕達の亡き骸を
もう人としては生きられないのに

ハレルヤ、って言うんだって
世界は美しいところだから
きっと子供の頃見た夢のままだから

たとえそれがもう僕達の目に映らなくても
ハレルヤ、って言うんだって
何度でも繰り返すんだって

それがすべからく人への愛でありますように
それがすべからく未来への希望でありますように
僕はただいつも君のことを思っているだけ

僕はただいつも君のことを見ていたいだけ
それがどんなのろいの言葉に聞こえるか
僕はきっと君に教えたくないだけ

ハレルヤ
僕も君が好きだよ
ずっと前から

投稿者

神奈川県

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