明日の仕事が憂鬱な夜に

明日のことを考えるだけで
胸の奥がきゅっと縮む
カレンダーの数字が
まるで知らない国の言葉のように
遠く重く見える

やらなくちゃいけないことが
波のように押し寄せてきて
まだ何も始まっていないのに
もう疲れてしまう夜

だけど深呼吸してみると
ほんの少しだけ
世界がゆっくりになる
カーテンの隙間から
夜風がやさしく揺れて
今は休んでいいよと
誰かが言うように感じる

明日の憂鬱は
明日の自分が抱けばいい
今のあなたは
ただ布団に沈み込み
まぶたを閉じればいい

朝になれば
少しはましな顔で
外に出られるかもしれない
小さな勇気をひとつだけ持って
それで十分だ

今日はもう
自分を責めないで
よく頑張ってるってことを
誰よりも
あなたが知っているはずだから