詩の重みで壊れるものたち

自宅のカーテンレールの上には
詩集をおいている

いつかその重みでカーテンレールが壊れる
そのカーテンレールを

「詩の重みで壊れるもの」

と名付けることにした
そう決めた

世の中にはたくさん
詩の重みで壊れるものはやまほどある
それが分かる人はもうすでに詩人なのかもしれない

だから
詩の重みで壊れたものたちを
「詩」
とすることにした

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