いま

いまのように
日をまもり
枯れ枝をあつめた
この霜焼け
道端の紅葉に

部屋の隅へとどく
はらばいになった
暮れの西日
どこで線をひいていい

ひとりより
ひとりにきづくほうが
ちょっとだけ時間がかかるから

たとえば
稜線、水平線、国境線
すべからく、線と名のつくものより
台所までとどく夕陽

投稿者

大阪府

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