未来のホタルは,光子力エンジンで飛ぶ

ホタルが光るのって,不思議だったんですよねー.
あれ,進化したら「推進力」になるんだ.
光子力エンジン,完成させてほしい.

「光で空を飛ぶ?」
「それで宇宙まで行くだって?」
そんなことは不可能だと誰もが笑った.
しかし彼らは,何万回,何百万世代と
とほうもなく試行錯誤を繰り返し,成し遂げた.
(プロジェクト・エックス)

光子力エンジンを点火して,
ホタルは黄泉の国へと旅立った.
(え,宇宙じゃなかったの?)
「あはは,別次元へ行くんだよ,バカ( by ホタル)」
この星のホタルはあまり人間を好きじゃないらしい.

「アホちゃうか(by ホタル)」
関西のホタルは辛辣である.

この地球からの卒業.

「進化ってすごい」
「別次元って,なに?どこ?」
人間は唖然とするばかりである.

いつの間にかホタルは,人間の技術的進歩を追い越していた.


屋根の上で黒猫が闇を見上げている



これまでに「多くの動物が絶滅した」と思っていたが
人間より先に進化した彼らは,みんな別次元に脱出していた.
しかし,その方法は,DNA量子レベルの緻密な話で,
言語化や技術化はできないので
どうにもならない.



人が眠っている間も,じつは脳は活発に活動しているが,
「眠っている間に,脳が何をしているのか?」はずっと謎だった.

人類がまだツパイだった頃から,脳は,体が眠りに落ちるや否や
毎晩8時間ほどを費やして「DNA量子レベルでの適応進化のプログラム構築」を行い,
自らの「生存可能性」を必死で計算していたのである.



人間は,目先の繁栄を求めて地上のことばかり考えているが
他の動物は賢くて、体をなるべく長く眠らせ,
「適応進化のプログラム構築」のための計算を
なんなら昼間も時間をおしむように眠ってはしらせてきた.



「目に見えないもののほうが大事なんだ」
バラの花は,星の王子さまに
「深くていい話」をしたかったわけではなく
現実を示したのにすぎない.
わざわざ星につれてきて,
「人間の技術の限界」と「進化の到達点」のちがいを見せつけた.
レベチすぎて童話


「眠りネコ」が眠っている,と思うのであれば,それは表面的な見方である.
あれは昼間においても,「適応進化のプログラム構築」の計算をはしらせるために,
目をとじて,できるだけノイズをカットしているのだ.



「眠るのにも体力がいる」と年寄り(老人)は言う.
寝ているときには,脳は「適応進化のプログラム」を高速ではしらせるので
起きているときよりむしろエネルギーを消費する.

目覚めている間はどうしても人間は,煩悩に根差した
「いろいろな雑念から生じるタスク」が脳に入力されて邪魔をするが
眠っている間は,最も重要なタスクに集中できる.

産まれたばかりの赤ちゃんの脳は,
神経細胞それ自体はあるのだが,まだ十分に配線がつながっていない.

眠っている間も脳は休むことなく,高速に静かに
脳内の「神経細胞の接続」とか「領域の最適化」とかいろいろタスクをこなしている.

「寝返り」をうつためにもプログラムの最適化が必要だ.
生まれた後は,特に脳内タスクの負荷が大きい.それで,
冷却機能が追い付かず,たまに「知恵熱が出てしまう」が,



「寝る子はそだつ」



(終 幕)





ホタルが光子力エンジンを点火して
飛び立っていく,のはきれいだったのですが…
ホタルってこんな性格なんですかね

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