求めても

時計の針の音
天井の模様は踊り
眠れぬ夜
 
沈黙の寒さを布団に引き寄せ
たどりついた眠りの中に
君がいた
 
遠い過去からの
紙つぶては
コツンと心にあたり
 
君は本を片手に
考え事をしながら
私を振り返り
 
目覚めの狭間に
少し残った夢は
細かな紙吹雪となって
朝の光へ散っていっても
 
凍える眠りの中で
君の手は 
冬のひだまりだった

投稿者

愛知県

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