弾の間の蝶

物事に余韻が無いから
余韻を感じる人がいなくなったから

せきたてるように
せんそうばっか

弾と弾の間を埋めて
マシンガンで肉片を飛ばして
怒りと恐怖の血を
流しているんだろ

泣き声が聞こえないから
涙が渇かないうちに
神は次の生贄を欲しがる

美しさに気がつかないから
時間は永遠にあるって
勘違いするんだろう

全てが汚れていて
君は汚れたくないんだろう

ありったけの自由を君に
ありったけの自由を僕に

美しい高原に
蝶々が舞って

僕はそれに
殺されますように

モルヒネの香りで

投稿者

東京都

コメント

  1. モルヒネの香りで、っていい表現ですね。感動しました。

  2. @大木口実
    ありがとうございます。嬉しいです

  3. 締まった気がします。
    1行、1文字って怖いけど
    なんか、そこでぶれないものが
    書き手にあるのかなあと
    ありがとうございます。

  4. @wc.
    ありがとうございます。出した後でモヤっとしてしまって、付け足しました。結果この詩に対してはよかったかなと思います。

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