気配

犬を散歩させている人がいた

けれどよく見ると
犬はいない
人もいない

ただ散歩だけがあった

それもまたやがて咲く
桜の気配に
溶けて消えた

投稿者

コメント

  1. お互いに春の気配に気もそぞろ、に感じます。
    私のまわりも、そこらじゅう、春だらけです。

  2. この詩は、気配をうまく表していると感じます。
    気配 の、さびしさ、悲しさ、そして いとおしさなどを この詩から感じます。
    存在の透明さ、と言えばいいでしょうか。しかし、確かに、存在している、気配という存在。気配という難しい物事を、この詩は、リアルに現している。すごい。

  3. すごくいい。こういう詩が書きたいと思った。

  4. そうだった詩とは、こんな風に 読者が読者の生き様のままに読んで あらたな まなざしを感じることが あるのだった。と、しみじみしました。

    ありがとうございます

  5. @野鳥倶楽部
    野鳥倶楽部さん、コメントありがとうございます。春だらけ、そうですね、あちらこちら、そこかしこに、春ですね。朝、少しヒンヤリするのでコートを着ていくと帰りがなかなかに辛いです。

  6. @こしごえ
    こしごえさん、コメントありがとうございます。気配、なんですよね。自分は鈍感なところがあって、実は、気配というものはよくわからないのですが、花粉症は一月初旬から結構きたりします。

  7. @たかぼ
    たかぼさん、コメントありがとうございます。自分の詩にはコンプレックスがあって、たかぼさんをはじめ、ここの皆さんの詩を読むたびに、自分もこんな詩を書いてみたいと思ってばかりです。

  8. @るるりら
    るるりらさん、コメントありがとうございます。

    読者が読者の生き様のままに読んで あらたな まなざしを感じること

    そうか、自分も大切なことを見失っていたのだと思いました。ありがとうございました。

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