花列

夕景のきざはし
星を探す街路樹の枝先
風に揺れて
駅から掃き出された人の波は
ほどけていく
 
足下の花壇
チューリップは並んで灯り
ユラユラと
帰路を照らしている
 
踊るように帰ろう
一日を歌いなぞり
 
橙に
赤に
花の列はたゆたい
 
一足ごとに
背に負った荷を
残照に預けて

投稿者

愛知県

コメント

  1. 落ち着いた 言葉の調べの中に、花々が鮮明に浮かび上がる詩ですね。すてきです♪☆^^

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