睡蓮の夜更

向かいの家の屋根に
月明かりが反射している

と思ったら その光は徐々に
ふくらんでいって
橙色の半月があらわれた

かつて友達だった人も
この月をみているかな…

友達がひとりもいなくなって
しまった
お月様とお天道様は私と
友達になってくれる?

暗がりの部屋を見渡すと
大切に育てている観葉植物たち
この子達は私の家族であり
友達でもあるから
まったくひとりではなかった

昔好きだった作家の辻邦夫
まだ読んでなかった彼の短編を
読んでる
近くにこの作家が好きな人なんて
いないよね

好きな映画の話も
好きな本の話も
好きなアニメの話も
好きなドラマの話も
好きなゲームの話も
誰ともできないなら

どうしてこんなに素敵な経験を
ひとりだけでしているの
こんなことに意味があるとは思えない
でもひとり夢中になっていれば
一時でも悲しみに埋もれてしまわないで
済む

こんな悲しみを慰める音楽を
探していた
見つからないから森田童子を
聴いてみた
この人の歌は悲しげだけど
なんだかんだ誰かとのこと

いまは雷雨の音と
Lainの日記を音楽にしてる

日記つながりで
日記系の本を買ったけど
読む気にならない

だからまた
辻邦夫を読む
彼の作品は素敵だけど
時々気になる描写がある
解釈になやむ

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