なんにもなく、あたたかに、ひとと

ポップコーンはポップしたコーン
ポパイのあの目はポップな目
ぱぴぷぺポップ
世界がポップ

潜って潜って深くゆくなら耳をポップすること
これ鉄則

なんにもなく、あたたかに、ひとと行こう
なんにもなく、あたたかに、ひとと行こう

そういえばウォーホールの黄色いバナナ
中身はピンク色をしてたっけ

投稿者

千葉県

コメント

  1. ポップなアート、ポップなミュージック、あるいはポップなムービーってのは想像がつくけど、ポップな文学ってのはイメージしにくい。パッと思いついたのは高橋源一郎とか舞城王太郎とかだけど、いわゆる「ポップさ」なのかと言われればよくわからない。谷川俊太郎の言葉遊び的な詩はどちらかというと子供騙しな感じもするし、ちょっと方法を間違えればラノベっぽいチープさになりそうで、真に「ポップな」文学ってのはそうそうないのかもしれない。そんな中で、いつもオレはあぶくもさんの作品に少なからずポップさを感じるんだよなあ。

  2. 題が現代美術的で良いなと思いました。ベルベットアンダーグラウンドのウォーホルのLPのバナナはちょっとめくったらピンク色が見えましたがやぶれそうなのでそれ以上めくることができずに50年ぐらい経ってしまいました。

  3. 言葉遊び的な感じが、洒落ていますね。アンディ・ウォーホール、好きです。彼って、漫画家の江口寿史さんの作風に雰囲気が似ているかな、とも思います。…私の独断的な例え?ですが。

  4. トノモトショウさん、ありがとうございます。
    自分の詩がポップなのかどうかは自身ではよくわかりませんが、ポップというのは憂鬱のひとつの形態ではないかとペットサウンズなんかを聴きながら思っています。

  5. たかぼさん、ありがとうございます。
    あのアルバムお持ちなんですね。しかもちゃんとめくれる状態で!すごい。
    この詩はたまたま白人たちの中に東洋系ひとりという環境ではからずも抱いてしまった劣等感のようなものを、かのウォーホールのバナナが自分をフラットに戻してくれた実体験で、おそらく制作意図にまったく含まれていなかったであろうアートの効力を感じたのでした。

  6. 長谷川さん、ありがとうございます。
    ウォーホールはシルクスクリーンの大量生産大量消費社会を皮肉ったようなシリーズが印象的ですね。江口寿史さんの作風は何というかアメコミ風なポップさのある作品が浮かびました。
    重くなりがちな心情をポップにコーティングできたらいいなぁ。

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