
憧れ
あの方は
話し掛けても
大変な早口で答えるのです
あたしとは
話したくないのかしら
いえいえ!
気忙しく否定する紳士
私は旅をする者ですから。
そういう習性なのです
海を渡っている時なんて、
のんびり話してはいられません
素早く伝える必要があるのです。
言うや否や、
飛び立つ紳士
風を切って身を翻し
見惚れている間に
もう、あんなにも空の遠くへ

あの方は
話し掛けても
大変な早口で答えるのです
あたしとは
話したくないのかしら
いえいえ!
気忙しく否定する紳士
私は旅をする者ですから。
そういう習性なのです
海を渡っている時なんて、
のんびり話してはいられません
素早く伝える必要があるのです。
言うや否や、
飛び立つ紳士
風を切って身を翻し
見惚れている間に
もう、あんなにも空の遠くへ
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コメント
老いた燕と若い燕、それぞれがどんな会話になるのでしょう。
想像しながら。
見惚れるものが自分には在ったのかと。
とても良かったです。
@風太郎
様
コメントありがとうございます。
ツバメは旅をしますから、あらゆる世代での情報交換は、活発な気がします。
見惚れる対象が、これからの季節もぞくぞく登場です。今日は白いサツキが咲いていたため、しばし見惚れました。往来のため、早足で、一人こっそり。
燕の紳士の、恐縮した語り口が、ユーモラスですね。慌ただしく飛び立つ紳士の姿をふと想像してみました。
@長谷川 忍
様
コメントありがとうございます。
街中のツバメは、いつも忙しげな印象です。たまに電線にとまっていても、早口でさえずっています。
日本で過ごす間に、巣作りし、雛を育て、たくさんすべきことがあるため、せっかちになるのですかね。