流れて
改札口から
零れた一滴が
群衆となって流れながら
あつまり
ほどけて
うねり歩いて
騒ぐ靴音を
数歩遅れて追いすがる
その温かさに
曳きずられ
昼の埃をまとい
霞む目を瞬いて
足元の光は
力を失くし
青黒く陰を増す
流れの絶えた交差点に
こぼれた一滴が
夜に染みていく
改札口から
零れた一滴が
群衆となって流れながら
あつまり
ほどけて
うねり歩いて
騒ぐ靴音を
数歩遅れて追いすがる
その温かさに
曳きずられ
昼の埃をまとい
霞む目を瞬いて
足元の光は
力を失くし
青黒く陰を増す
流れの絶えた交差点に
こぼれた一滴が
夜に染みていく
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