ここにいるよ

僕はここにいるよ
高い波がうねり寄せても
不良品の山が戻っても
奨学金の督促状がポストに溜まっても

君はそこにいるのかい
枯れかけた花に埋もれて
覚えのないクラッカーの火薬の臭いに包まれて
茜の空に頬を焦がして

そして金星に導かれ
君と僕は出会う
街角で出合い頭に衝突するように
雷光が互いを放射して
奇跡の嘘くささも鼻をかんで捨て去る

君のことは何も知らない
親が羊なのか
趣味がハンカチ落としなのか
心を喪っているのかさえも

でも
僕はここにいる
そして君を守る
君のために 僕のため

投稿者

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。