バスを待つ
夜のターミナル
迎えを待つ少女
急な雨に濡れた肩

アスファルトを揺らす雨音が
いないことにしてきた寂しさの
背中に触れる

こんな夜は
少しだけ
弱気になっていい
朝にはまた
雨は上がるから

クラクションがひとつ
小さく鳴って
雨を分けて
少女を拾って行った

投稿者

奈良県

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