愚かな国

       
愚かな国でも
この国が好きなんだ
この国で生まれたから

自然崇拝だったはず
山の神、海の神、石の神
神の中で生きてきた
この国は神が住んでいた

遠い国に操られ
やってきた
遠い国を憧れて
してきたんだ。

俺達の親の世代
あの国と戦っていた
勝つことを信じて
全て犠牲にして

どこにも正義なんてない
あるのは破壊と殺戮だけ

どんな言葉を並べても
どんな美辞麗句にごまかしても
人間の大切なもの
人間の命を・・・

家族を守るため
愛するものを守るため
自分を捨てて
死んでくれと、だから

この国の未来のため
育ててくれたふるさとを
思って自分を捨てて
戦うしかなかった

通り過ぎる夜を数えて
あの戦いの日々を忘れて
神がいることを無視して
忙しそうにしている

この国の平和は
あの戦争で死んでいた
人達の想いで
作り上げたんだ

難しい言葉で言わないで
戦争を美化しないで

愚かな国でも
この国が好きなんだ
この国で生まれたから

投稿者

山口県

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