宵闇バラード

夜へと
輪郭がほどけてゆく
指先だけが残る

横たわる
やわらかな闇に
裸にされて
包まれる

だれも知らない
自分ですら
気づかずにいる
赤子のわたしが
ここに

闇のゆりかごに揺られて
指先に、涙

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