あまくだり

あまくだり

よしんば、あまくだりたまえど
奉賛するにはあらず
いとこんにゃくのつるつるとして
おまえのことにて、くるしみけるよ
ひかれるばかりに、ひきつけられて
ただもうこのとこしえの、氷雪ばかりにうずもれて
超克するものは、かんばしく、彫刻するものは、はらきりたまう
ふにゃふにゃとして、こちょこちょとして、いちゃいちゃとして
はらきりたまうよ、どこまでも深く、はらきりたまうよ
地球はそうです、そのようにして、はらきりたまうよ
それからわたしは、うんうんうなって、ぶんたんのようにはらきりたまうよ
しょせんは、われらのかなしみにつうじ
あまねくこんとんの存在につうじ
はらからは、すくなくして、わらわらと世界にちんせんす
そこから〈とんでんへい〉は、あしたというものですという
それでも明日と言うものはありがたいものです
はらきりたまうよ
そしてかの通信兵ははらからに打電する
もういちどあさひのあがる瞬間に
はらきりたまうよ、あなたのまえで、はらきりたまうよ
なんじは、永遠にこのばしょに、うちたてられた
その姿は、水にながれる
そのふしあわせは、水にながれる
はらきりたまうよ、えいえんのまえにて、はらきりたまうよ
そしてわがつましい意識の果てに
ふしだらな神のいちげきを
あたえたまえ、えいえんの声のあたりに
野のあたりに、いなづまの。

投稿者

岡山県

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