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水の色は
水色ではなく透明

正解はいつもつまらない

水色は
空色より淡く
ほんのり緑がかった
みずはなだ

水面に
空の青と葉の緑を
うっすらと映した
みずはなだ

私も正解で出来てはいない

心と身体を流れる水は
具合と機嫌の塩梅で
刻々と様子を変え
私の不正解を映し続ける

るるうっ と

蛇口から流れ落ちる水を
不正解の手のひらで掬う

手のひらの形になった
その水の色は
かすかに照れ臭さを帯びた
みずはなだ

*「みずはなだ」は水色の古い色名

投稿者

東京都

コメント

  1. 水の色、物理的にその場にあるものが映るほかにも
    その時々の心で見える水の色は違うように感じます。
    雨の酸性度によって色彩が変わる紫陽花も
    季節の水縹(水色)をるるぅっと
    浴びながら咲いていて、綺麗です。

  2. 拝読させていただきました。「私も正解で出来てはいない」に差し掛かったときに心に波紋が広がったような気持になりました。実体がつかみきれない透明な水は視点をフラットな部分まで戻してくれるようですね。

  3. @kフウ さん
    >コメントありがとうございます
    ごめんなさい。写真を差し替えてしまいました。
    自然界にはなかなか綺麗な水色が存在しないようですね。
    目の前の水の色と私達の内側の水の色は呼応し合うのだと思います。
    できれば美しい「みずはなだ」に出会いたいものです。

  4. @ザイチ さん
    >コメントありがとうございます
    実体がつかめない水はある意味あこがれでもあります。
    「正解」とか「不正解」とか考えている時点で駄目なのです。
    ザイチさんのおっしゃるフラットな視点に一度立ち返ることで
    もう一度自分の立ち位置を見つめ直さなければならないかもしれません。

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