町で

町で

クリーニング店で
ワイシャツを受け取る
      
路地の奥にある食堂に入り      
ビールを飲んだ      

商店街をひやかす
手作りのお総菜に眼がとまる

気まぐれに入った古書店で
ウディ・アレンの自伝を買う
      
六月の空は      
掌編小説のようだ

詩友から
LINEメールが届いていた
      
駆け下りた石段の上空に       
人肌の満月

昏れはじめた横断歩道で
昨日の顔をした私とすれ違う。 

投稿者

東京都

コメント

  1. 内容もすてきですが、二行ずつの連が連なり、軽快に拝読することが出来ました。
    この画詩は、読後に、清々しさが、残りました。
    すてきです♪☆^^

  2. ほんに一時の掌編小説ですね。
    昨日の顔はほろ酔いでしょうか。
    そんな気がして。
    こしごえ様と同様、とても心地よく読ませていただきました。

  3. @こしごえ
    こしごえさん、散策詩のような感じで書いてみました。歩きつつ、想ったり、眺めたり、そんな感じでしょうか。清々しさを感じてくださり、嬉しく思いました。

  4. @風太郎
    風太郎さん、ほろ酔いで歩くのが好きなんですね。ふわり、ふわり、歩きます。ほろ酔いで古書店に入ると、つい、買ってしまいます。ウディ・アレンの映画は、昔、よく観ました。

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