片思う夜に

いつも、恋焦がれている
この肌に
スッ と溶けこむような
そんなことばを求めて

真っさらな夜明けの静けさ
夕暮れるひぐらしの残響
路地裏に拾い集め

そぼ降る雨の鼻歌と
向日葵の夢のつづきを
内ポケットに忍ばせる

たぶん終わりのない、片想い

今夜も
背中をまるめ
闇のしじまに漂いながら

棺には
お気に入りの詩集をひとつ
道づれに行こうと
企んでいる

投稿者

コメント

  1. 詩集は何にします?
    一冊、と言っても、通勤カバンに入れる1冊、無人島に持っていく一冊、棺桶にいれてもらう一冊、すべて意味合いがちがう気がします。
    自分の一冊はどうしよう。考える楽しみができました。

  2. たもつさま、コメントありがとうございます。
    さて、わたしの場合
    通勤カバンには茨木のり子さん
    ファイトーイッパーツで乗り切りたい。
    無人島には未完の一冊
    自分で書いてやろうかと(^_^;)。
    棺桶にはショルダー・クローな一冊を
    握りしめて三途の川を渡りますッ!

  3. @透明な猫
    ギョッ、カウンターを食らってしまった・・・

  4. ほほほほほ・・・でございます(^^)

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