しがらみ
逃げ回りながら
捕まりにいく
撥ね除けながら
しがみつく
足枷をさすりながら
安堵する
虚しく空を見上げながら
まだ夢を見る
自由が毒だと知るのは
ずっと後になってから
それまでは
馬鹿のままでいい
頭上で鳥が嗤う
仕方なく私も笑う
逃げ回りながら
捕まりにいく
撥ね除けながら
しがみつく
足枷をさすりながら
安堵する
虚しく空を見上げながら
まだ夢を見る
自由が毒だと知るのは
ずっと後になってから
それまでは
馬鹿のままでいい
頭上で鳥が嗤う
仕方なく私も笑う
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コメント
よかったです。特に「自由が毒…」の連から最後の「…私も笑う」までが、
しみじみと、心に入ってきます。
この詩の心境、よくわかります。私も、逃げ回りながら捕まりにいっている。何だか、人って、変ですよね。…で、私も仕方なく笑ってしまうのです。
多少のしがらみって心地いいんですよね。
ヒヨドリかわいいです。
あああ さん
>コメントありがとうございます
そうなんですよね。
毒がまわりきると、つまらないオジサンになるみたいです(笑)
Yuzo さん
>コメントありがとうございます
なんだかこんなのばかり書いている気がします。
もうちょっと尖らないといけませんね (笑)
長谷川 忍 さん
>コメントありがとうございます
人間の性みたいなものでしょうか。。。
もう痩せ我慢するのもしんどくなってきました (笑)
たちばなまこと さん
>コメントありがとうございます
ぐじゃぐじゃの配線が良いなと思ったら
ヒヨドリがとまってくれました。
ピントが甘いのも良い感じかも (笑)