しがらみ

しがらみ

逃げ回りながら
捕まりにいく

撥ね除けながら
しがみつく

足枷をさすりながら
安堵する

虚しく空を見上げながら
まだ夢を見る

自由が毒だと知るのは
ずっと後になってから

それまでは
馬鹿のままでいい

頭上で鳥が嗤う

仕方なく私も笑う

投稿者

東京都

コメント

  1. よかったです。特に「自由が毒…」の連から最後の「…私も笑う」までが、
    しみじみと、心に入ってきます。

  2. この詩の心境、よくわかります。私も、逃げ回りながら捕まりにいっている。何だか、人って、変ですよね。…で、私も仕方なく笑ってしまうのです。

  3. 多少のしがらみって心地いいんですよね。
    ヒヨドリかわいいです。

  4. あああ さん
    >コメントありがとうございます
    そうなんですよね。
    毒がまわりきると、つまらないオジサンになるみたいです(笑)

    Yuzo さん
    >コメントありがとうございます
    なんだかこんなのばかり書いている気がします。
    もうちょっと尖らないといけませんね (笑)

    長谷川 忍 さん
    >コメントありがとうございます
    人間の性みたいなものでしょうか。。。
    もう痩せ我慢するのもしんどくなってきました (笑)

    たちばなまこと さん
    >コメントありがとうございます
    ぐじゃぐじゃの配線が良いなと思ったら
    ヒヨドリがとまってくれました。
    ピントが甘いのも良い感じかも (笑)

コメントするためには、 ログイン してください。