あつさのせい
狂った季節 あなたと狂炎せりし
太陽が廻る
ヒマワリの横
ラムネ色の海を想う
鳥が 真っ白の雲を横切る 空
君がずっと自由でありますように
八月 虎の目のままで
蒸し暑い夜を
猫と一緒に眠る
猫マフラー
ラマダン明け
軽い食事の後
ジムへ行って
サンドバッグラッシュ
まだ生まれてもない星を見た
きっとこの世で一番うまいものは
美しい記憶と水だろう
乾いた身体へ向かって
喉を通過していく水
その一杯だけは
誰にも嘘をつかない
素直に
そう思えたんだ
晴れ渡る日曜の朝
この太陽は
昼には
もう手遅れだぜって
言うような
薄汚い
コンクリートジャングルを
焼き尽くすだろう
ざまあみろ
だって僕には
日曜日も休日も関係ないのだから
セーヌ川で泳ぐデブ
理由を聞くんじゃない
説明もしない
モリッシーみたいに
おまえの目に唾を吐いてやる
焼け焦げた眼球の
じゅっという音を聞け
八月はまだ始まったばかりだ
あつさのせいでもなんでもない
コメント