、けもの

足首がガラスになるまで
縛られて
首筋に花が咲くまで
鳴かされて
中に入れられた指の跡が残るまで
その指環が入るまで
奥まで

区切られた窓から
見下ろす景色に
名は無い
久しぶりに嗅ぐ夜の
におい

「どこに、なにがほしい?」

光の粒が滲んでいる
歪みはじめて
そこに
堕ちてゆく
正しくは

「ただいま」

手のひらからこぼれ落ちる
砂のように
さらさらと
何かが

わたしを巣食う
深い深い、

投稿者

大阪府

コメント

  1. ただいま、が、おかえり、ならいいなあと思うのですが、そういう関係であることを願います。
    自分勝手でごめんなさい。

  2. かさねさん、コメントありがとうございます!
    これはあくまで「詩」であり、内容にかかわらずこうやってどこかに載せた時点で、詩はわたしから離れ、その解釈は読む人に委ねます。なので、謝る必要は全くないです^ ^

  3. 非常にエッチで助かります

  4. 詩の終わりがタイトルになったのかな。そこに帰ってこられた「ただいま」か。根源的で絶対的な自分の中の何か、、、わかる気がする。

  5. あああくん、それはよかったです笑
    私も助かりました

  6. あぶくもさん、コメントありがとうございます!
    考察、鋭いです。あまり手放した詩のことを深掘りして話したくないタイプなんですが、、、あまりにいいねが付かず凹んでいるので笑、少し。
    いくつになっても出て行かない、気付けばまだ飼っていた、内なる「けもの」でした。

  7. ジェルネイルみたいだなぁって。
    きらきらと粘度が高い。
    こんな詩が書けるくらいに泣かされてみたい。
    初めからかっこいいです。

  8. 言葉の選び方が俊逸です
    どこに、何がほしい?
    考えさせられますね

  9. たちまこさん!のコメントうれしい!!

    那津さんは、いつも捉え方が素敵で俊逸だと思います。

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