8月15日
今日は8月15日で終戦記念日だから
いつものように家を出て
靴の底で
地面を踏んでいます
という気持ちになる
少しだけ
慎重に
一歩一歩
歩いている
ような気持ちになる
蝉の鳴く声がいつもより大きく
聞こえて
そんな気がするだけ
だけど
何度も立ち止まっては
いつもと同じはずなのに
空を見上げると
なにかが違うようで
飛行機が過ぎるたび
少しだけざわざわして
した気になる
だから
隣の小さな手を取って
いつもよりも確かめてしまう
それがわたしの
コメント
戦争を知らない世代でも、どこかで戦争が行われているのは知ってるし、いつかは戦争に巻き込まれるかもしれないとぼんやり思っているけれど、日常は普通に過ぎていく。飛行機が上を飛ぶとなんでか見上げてしまいますよねー。
戦争の不安、というか気配、をこの詩から、感じます。
それだからこそ、
だから
隣の小さな手を取って
いつもよりも確かめてしまう
というこの詩の 描写が 効いていると思います。
私もそういう気持ちです・・・
ありがとうございます
これは…共感に溢れながら自分にも溜めてあったざわざわ感がこみ上げてきます。
最後も良い。
いつまでも鳴り続ける小さなサイレンみたいに。
敗戦記念日ではなく終戦記念日と呼ぶ我々の平和への希求感が滲み出るような詩だと感じます。、、、という気持ちになる、ような気持ちになる、そんな気がするだけ、した気になる、と言う表現も知らない世代としての自覚として気になりました。
母性は持って生まれていないのに、母性は芽生える
戦争は知らないのに、亡くなった人たちや戦争を起こしたひとたち、いかざるをえなかった人たちへ想いを馳せる
まりかちゃんの詩は多岐に渡り、素敵です