エレジー

とおに置いてきた
はずだった
どこからか、エレジー
聴き覚えのある哀しみ
瞬く間に覆われて
胸の中でまた
踊りだす

ひとは不思議
終止符なんて
かんたんに外れてしまう

男と女
ただそれだけ
晒け出し
壊れゆく
よろこびが
生きている証だなんて
馬鹿だ

忘れなくていい
しぬまで
その奥底に
持っていけと
エレジーが
囁く

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