吾言山河と青春

山河はとめどなく流れ、いつ我はこの地を往くや。
我が心なお存ずれば、山を借りて月を招き、天下の佳き賦を作らぬや。

山河は常に在り、旧き人は旧き日の如し。
風の吹き過ぐるに、知音を何処に求めん。
芳草は萋萋と生い茂り、幾多の風光と往事、我は尽く書き留めず。

この山河に、黄髪の老いも垂髫の童もかつて住みしや。
その人らは詩賦を知りしや。
詩を作るが故に眠れぬ夜を過ごししや。

詩のなす人間は、夢にあらず。
夢の中より生まれたるものなり。
夢とは何ぞや。人の世の憧れなり。

山には落葉あり、庭には飛花あり。
天涯を畏れず、万事安らかなれ。

かくの如き山河、我が行くを待つ。
洒脱に詩を詠み、慷慨に筆を振い、二十歳の世の事を書き記す。

後の世に至り、我が若き思いはかくの如し。
華やかなりし時あり、昂然たる峥嵘あり。
簡素な室にて詩を吟じ、歳月に多情を寄せし。
知らぬ間に歳月は流水の如く去りゆく。

青春の頃、友と詩を闘わせ、負けぬと言いし。
これこそ我なり。夢と共に芳しくあり。

人生は長し、山河に詩情を抱かぬは何故ぞ。
煩いの雑事は、ただ一言に尽きる。
浪漫の至るところ、万事栄えとなる。

投稿者

福岡県

コメント

  1. 昔習った漢詩の味わいに、二十歳の詩人の若々しく情熱的な矜持がとても調和していると思いました。

  2. ありがとうございます、詩が好きです、これからもずっと発表し続けます。

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