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時間が
たっぷり沁み込んだ
ブロック塀
猫の肉球のこそばゆさに耐え
子供達の自在な落書きを許し
変わり続ける街を見守ってきた
ブロック塀
ほんのり
苔むした様子が
あなたの背中に似ているような気がして
ぼんやり寄りかかってみる
もしも対峙することなく
背中合わせであなたと話すことができたら
もっと互いを分り合えたかもしれない
そんな想いを巡らせながら
過ぎ去った日々の
痛みと塩辛さと愛おしさを反芻する
時間が
たっぷり沁み込んだ
ブロック塀
あなたの
背中にどこか似ている
ブロック塀
また会いに来よう
あなたと背中で話したくなったら
コメント
かっこいい写真です!
背中合わせってきっといいものなんでしょう。試してみたいとしんみり思うような大人の視点でした。
この作品の、ブロック塀のような人が、身近にいてくれたらいいですね。人生の年輪というのかな、…そういうものを感じさせる大人でしょうか。