「秋雨滴滴」

「秋雨滴滴」

雨名残滴滴
軒下水成紋
風散雲天遠
夕陰虫語聞

○●◎

雨 名残て滴々
軒下にて 水 紋を成す
風 雲を散じて 天遠く
夕陰 (せきいん) 虫語聞こゆ

●○◎

雨の名残か、ポツリポツリ、
軒下に水滴が波紋を作っている。
風が雲を散らし、空はいよいよ高く遠い。
夕暮れになり、虫の声が聞こえてきた。

一雨 降る毎に、秋らしくなっていくのでしょうか。

投稿者

大阪府

コメント

  1. 美味しい菓子などいただきたくなりました。
    滋味がしみてゆきます。

  2. @たちばなまこと
    様

    コメントありがとうございます。
    晴れていく空を眺めながら、お茶とお菓子の時間を過ごせたら、かなりの贅沢ですね。

  3. 漢文の授業の形式でそれ全体で作品になっていて面白いです。秋の雨上がりの情景ですが、それぞれで少し読んだときの心象がかわります。

  4. @王殺し
    様

    コメントありがとうございます。
    漢文の決まり事の中で、練るのが面白いのですが、使いたい字を使えなかったり…。
    出来上がりは、ここに落ち着いたか、という思いなので、嬉しいお言葉、感謝です。

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