アタリマエ
お父さんは毎日、会社に出かけます
お母さんは毎日、ご飯を作ります
私は毎日、学校へ通います
疑うことなく
世の中はそうして
できているものだと
アタリマエのベールの中で
大人になりました
可もなく不可もない
大人になりました
けれど、実は少しだけ
ベールを破ったこと、
あるのです
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そんな大人に
育てられた僕ですが
ある日学校へ行くことを
止めました
理由は、
僕の場所じゃなかったから
とでも言っておきます
とはいえ、
大人たちにべったり貼り付いた
アタリマエを剥がすのには
とても苦労しました
何度も壊れそうになりました
生きていてくれればいい
そんな当たり前の願いを
大人たちが口にした時
僕は解放され
道なき道を、歩いています。
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