薄明

夜が明けること
風に靡くこと
瞳に橙が満ちること

パチパチとなる蛍光灯の下で
薄明るい君が居たこと
君の奥底の暗闇の中が
私の静かな光であること

街明かりが恋しいときに
星一つない曇り空に
いつでも君がいたということ

もうじきこの夜も明けて
君ですらも居なくなること
光なんてない小さな夜も
私の光であったこと

投稿者

コメント

  1. 颯爽としてハンサムだなと思いました。

コメントするためには、 ログイン してください。