
きのこ(栃木・福島旅行記5)
あのきのこたちは
どこから来たのだろう
どこか遠くから
胞子で飛んできて
着陸して
菌糸を伸ばして
傘を開いて
そう考えると
たくさんの胞子を吸い込んだ
ぼくの身体の中は
きのこだらけなのかもしれない
もしかしたらぼくは既に
きのこに乗っ取られていて
人間だったぼくの記憶を
引き継いでいるだけかもしれない
これから秋が始まるね
どこから飛んできたかなんて
そんなこと
もう忘れてしまったよ

あのきのこたちは
どこから来たのだろう
どこか遠くから
胞子で飛んできて
着陸して
菌糸を伸ばして
傘を開いて
そう考えると
たくさんの胞子を吸い込んだ
ぼくの身体の中は
きのこだらけなのかもしれない
もしかしたらぼくは既に
きのこに乗っ取られていて
人間だったぼくの記憶を
引き継いでいるだけかもしれない
これから秋が始まるね
どこから飛んできたかなんて
そんなこと
もう忘れてしまったよ
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コメント
秋が始まりましたね。
きのこもそうですが、私たちは、どこから来て、どこへ行くのか? 壮大なロマンですね。
きのこから、こういう詩を書ける
たもつさんが、素的です。
最後が良い!
9行目でガラリと風景が変わるところがいつもながらお見事です。
あゝなるほど、と妙に納得してしまいました
私たちニンゲンも、ある意味いろんな胞子を
撒き散らしている存在だったりしますものね
(それが毒であったりやさしさであったり、本人も気づかぬうちに^^;)
きのこがきのこを見てきのこのことを書いてる的な。うふふってなりました。
@こしごえ
こしごえさん、コメントありがとうございます。
人類、と言ってしまうととても大きな枠組みになってしまう気がしますが、こしごえさんがおっしゃるとおり、私たち、という枠組みにすると、壮大でありながらも、身近な自分ごととして、考えられますね。
宇宙を考えると、結局小さな粒子に帰っていくような。
@あぶくも
あぶくもさん、コメントありがとうございます。
書きかけのこと他の詩から流用してしまったので、そちらを再考しなければならなくなってしまいました、、わ
@たかぼ
たかぼさん、コメントありがとうございます。ある意味、手癖みたいなものですね。自分が一番書いていてしっくりくるような。良くも悪くもですが。
@雨音陽炎
雨音陽炎さん、コメントありがとうございます。
ニンゲンが撒き散らしている中に、優しさを入れてくれているところが雨音陽炎さんらしくて、ほっこりします。その中には見せかけの偽善めいた優しさもあるのかもしれませんが、でも、やっぱり優しいのがいいです。
@たちばなまこと
たちばなまことさん、コメントありがとうございます。
うっかりと自分がきのこであることをばらしそうになってしまいました。危ない、危ない、うふふ。