必要な幸せ

空を見上げた
東雲が紫炎を追い立て
深い海のように澄んだ青い空を

僕は何もないはずの空に願った
幸せになれますようにと

いや 月があった
白い月が

僕はなぜか月を見て泣いてしまった
誰にも見向きもされない
ちっぽけな存在であるはずの自分を
ずっと見守り続けてくれる存在に
気づいたからなのかもしれない

その存在があることを幸せと呼ぶのだろう
だから 人はみんな幸せになれる
必要な幸せは見上げた先にあるのだ

投稿者

兵庫県

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