古今風華吟
山川に生まれ、山川を歌う。
笙歌遠く響く、唐の宮殿。
四方の舞姫、競い舞い、
歌女と遷客、腰細やかにしなう。
明皇、千行の文を命じ、
盛世を謳い、庶民の安らぎを讃う。
翩たる少年、文章を好み、
煙雲の如き風華の詩を詠み、後世の君子に遺す。
千載の風霜、冷暖を問う。
後世の長安、寒風ありや?
霓裳の軽舞、後世に伝わりや?
我が文才、書を飽読せずとも、
些かの才あり。
情懐を記し、浪漫を綴る、微筆なり。
後世の君子、我が文章を読み、
千年を隔て、共に浪漫を語る。
今ここに生きる我、夜深く詩を作る、
初秋の故にあらず、月、深き屋に入る。
この室、氷室に非ず。
我が心も、寒からず。
何れの年に秋無きや?
詩を作る人、稀なり。
千年を隔てても、なお風霜を憶う。
未来は如何なるや?知る人なし。
ただ一つ同じきもの、それは風華なり。
来るべき青年、古き時を偲ば、
我が文章を読み、その影を見出す。
彼の文章、我は先世の人ゆえ、読むこと叶わず。
その風華、なお想いに寄せ得る。
古今は一夢、唯だ繁栄を云う。
社稷の為であり、また庶民の為なり。
コメント