ロック’ン’ロールの死
好きな言葉は悪人正機と永劫回帰とエラン・ヴィタル
嫌いな言葉は三振、
何回でも振らせてやれよ、と思う
それがルールだとは知ってるけど、それでも
好きだったら好きなだけ好きだと言う
わざわざ言う
必要がなくても言う
誰も聞いていなくたって
だって、おれはロックンローラーだから
歌えない、楽器も弾けない、なのに魂だけがロックンローラーに生まれついている、
ぼんくら、
じゃなきゃ、詩を書くのも恥をかくのも同じ
浅き夢見し、酔いもせず
先天性酔っ払い
こんなところでこの詩を読んでるあんたがたもそうでしょう
朝から晩まで働いて
晩から朝まで想ってる
宇宙を巡る季節について
オリオン座で燃える宇宙船を見た
ジョバンニ、しょげた顔をするんじゃない
カムパネルラに置いて行かれても、おまえはまだ生きている
おれがいつも空振りするのは、あの空を打とうしているからだ
コメント
ぼくはニーチェの信奉者なので、永劫回帰ドンと来いと思ってます。
そして、ゼッケンさんのことも好きよ。
All those moments will be lost in time, like tears in rain.
ロックンローラーっぽい。でもそれは理想のロックンローラー。リアルなロックンローラーはいない。というか死んでいる。かもしれない。こんなところで詩を読んでいるわたしたちもそうだ。振り逃げしてやれ!
こんなところでこの詩を読んでるあんたがたもそうでしょう
というところで、ああ そうか そうだなあ、と思い、
ジョバンニ、しょげた顔をするんじゃない
カムパネルラに置いて行かれても、おまえはまだ生きている
おれがいつも空振りするのは、あの空を打とうしているからだ
この終りの三行が特に好きです。
この詩の、持って行き方が、うますぎます。
最終行にロマンを感じます。
最初の三つとの対応がすごい。
「詩を書くのも恥をかくのも同じ」にドンッときました。確かにそうだ。恥晒しこそ詩でありロックですね。
はい!そうです。
永劫回帰って語感がいいですよね。
今回も野球入ってきましたね。高校の体育でフライを取ろうとして、「あれ?まだ?」とグローブをずらしたタイミングで顔面でキャッチしてしまったたちまこです。
”オリオン座で燃える宇宙船を見た”って、めっちゃかっこいいです。
> オリオン座で燃える宇宙船を見た
絶妙な入れ具合です。元ネタをまた見たくなってきました。
最後の連がカッコイイです
何かすごい格好いいぞ。格好いいことがたくさん書いてあるぞ。推しポイントはたくさんあるあって、読む人によって違うと思うけれど私は
嫌いな言葉は三振、
何回でも振らせてやれよ、と思う
何回でも振らせろ、じゃない所が優しくて本当に格好いい。
いいですね〜、めっちゃ好きです
フレーズひとつ、どこをとっても痺れちゃう꒰⑅ᵕ༚ᵕ꒱˖♡
なにかで、最初のロックン・ローラーは
裸の王様に出てくる少年なんじゃないか
てセリフがありました
まわりの空気も気にせず「王様、裸じゃね?」て云っちゃう少年
空気を斬り裂くのがロックだと
そういう意味では、いまはロックン・ローラーは死んでしまったのかも
なんて
いやいや、それでも
云わなくてもいいじゃん、と云われても
云い続けたいですね