些事

ささやかなことを
憂いてみる
嘘になりきれないもの
本当でもないもの。

生活に困るわけではない
日常の陰の
配慮とも呼べない
上手く説明できない
情感。

そういうものが
少しずつ
溜まっていく
誰も気づかない
呼吸の繰り返しの裏に
残る心地を。

眼をとじて
失われてしまった配慮を
聴いてみる
今いる場所から
ひとつだけ離れて。

投稿者

東京都

コメント

  1. 名前のつけようのない小さくて淡い感情を丁寧に観る、聴くことの孤独や寂寥感とともに何だか穏やかであたたかいものも伝わって来るような心地がしました。

  2. @あぶくも
    あぶくもさん、ありがとうございます。時に、大きな情感のうねりもありますが、大方は、上手く言葉にならない小さな情感の集積なのかな、と思います。…日常の片隅にある。

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