窓越しの寒空
こたつの中のぬくい空気は一足先に冬を見る
ふと思い返せば道に枯れ葉が増えていたかも知れない
僕はこれからどうなるのか知る由もないが
外の空気を吸うことでこの鬱屈を多少は晴らし
死ぬのではなくあえて生きることを選ぶ
こたつの中でしびれつつある足が
僕の中で冬を呼び覚ますとき
なんと一年も生きてきた自分の泥臭さに笑う
どうか祈りを絶やさぬように
腕の先の踊る心地が僕を誘いますように
そんなことを思うのに
視界の隅に死が煙るのは
たぶん冬の魔が部屋に射し込んでいるからだ
コメント
あえて生きることを選べただけで立派だと想います。
人からの身勝手で冷たい言葉で死を選んでしまう人だっていますから…ありがとうございます。